男でも妊婦の気持ちになれる妊婦体験システム

神奈川工科大学の研究グループは、妊娠を疑似体験できる最新のシステムを、東京ゲームショウ2011に出展しました。

このシステムでは、ゴム風船、バイブレータ、水袋、タッチセンサ、エアアクチュエータが設置された専用のジャケットを装着すると、赤ちゃんの成長と共に、お腹が徐々に大きくなっていき、それと同時に、モニタ上に映し出される胎児の様子を観察できます。

“出産まで普通は十月十日かかりますが、このシステムではおおよそ2分で臨月のお腹まで大きくなっていきます。単にお腹が大きいだけのジャケットを装着するというシステムはすでに出ているんですが、このシステムでは育っていくお腹、大きくなっていくお腹と、赤ちゃんがお腹を蹴るという胎動を提示できるシステムになっています。”

水槽内の水をポンプを用いて水袋に注入する事で、成長していく胎児の重さを提示しています。この時、水槽の水は羊水の温度である37〜38度に保たれており、体験者は胎児の温もりを感じる事ができます。

“赤ちゃんがお腹を蹴る機構、またおっぱいが大きくなっていく機構には、中にゴム風船が入っていて、それをコンプレッサーから空気を送り込む事によって、お腹に圧力をかけるという仕組みになっています。赤ちゃんというのは、ポコポコ叩くだけではなくて、グリグリという動きをしますので、それを再現するために、風船をマトリックス状に並べて、隣合う部分をどんどん動作させていくことで、連続的に短い時間で見た時にお腹の上を這うような感覚を提示しています。”

臨月まで達すると、胎児とコミュニケーションするモードに移ります。このモードでは、激しい動きをすると赤ちゃんが怒ったり、やさしくさすって上げると、赤ちゃんの機嫌がよくなるといった体験ができます。

“システム的な意味では、今後は胎動通信というのをやってみたいと思います。「蹴った!蹴った!」と、お母さん一人で喜んでますが、お父さんがそれを感じる事ができないので、お父さん側にもこういったデバイスを付けて、お母さん側にも付けて、お母さんが感じた胎動を遠くはなれたお父さんも、今蹴ってるというのを体験できればと思っています。”

 

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